作成者別アーカイブ: 五百田 達成

実家暮らしで何が悪いの?

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【ご相談】
現在35歳独身で実家暮らしです。仕事ばかりで特に彼氏もおらず、結婚の予定はありませんので、実家にずっといるのですが、35歳を過ぎてから周りに「自立したら?」と言われます。でも、私、自立してるんですよ!

よく言われることは……

・30過ぎて実家暮らしをしているから結婚ができない。
・実家暮らし?30過ぎても?
・実家にいて親は何て言ってるの?

など、みんな好き勝手に言ってきます。ちゃんと働いてるし、将来に備えて貯金もしています。節約だってしていて、毎日母が作ってくれるお弁当を持って会社に行っています。

実家の何がそんなにダメなのか、聞いても具体的な答えが返ってきませんし、私としては家賃がかからないし、食費は入れていますが、一人暮らしより楽なので、一人暮らしをする意味が分かりません。

駅近で都心へのアクセスにも不満の無い実家(23区内です)を出て、無駄な出費だと思う家賃を払ってでもあえて一人暮らしをした方がいいんでしょうか?一人暮らしするメリットって何ですか???

(35歳・エンジニア)

【お答え】
快適な実家暮らし。自分としては不満がないのに、周囲からあれこれ言われる。困ってしまいますよね。

もちろんあなたが気づいているように、言っているほうにそれほどちゃんとした理由があるわけではありません。「都内に実家があっていいな~」というやっかみも多分にあるはずです。

お母さんの作る弁当を持ち、都内の便利な家から通っている。その状況を妬む人は少なくないのです。

一人暮らしをするメリットは「そうやってあれこれ言われなくなることにつきる」とかたづけてしまうことも可能です。

ですがもう少し深く分析するなら、そうした説教の裏には「いい年をして結婚してないの?」というメッセージが隠されているはず。そういう人にとっては「実家」「自立」は口実に過ぎず、要は「30過ぎて結婚してないの?」と責めたいだけなわけです。

そんな古い価値観のお説教は受け流すのがいちばんです。

それなのに受け流せずにイライラしてしまうのは、あなた自身も心のどこかで「一人暮らしをしたほうがいいかな(=結婚してないってまずいのかな)」と、後ろめたく思っているからではないでしょうか?

さて、一人暮らしをすることの最も大きな価値は自活にあります。

「自立」というと「精神的自立」も「経済的自立」も基準はあいまい(「家には頼ってない」とか「食費は入れてる」とか言い訳はいくらでもききます)ですが「自活」はハッキリしています。

自分で起床し、自分で家事をし、自分で寝る時間を決め、自分で風呂を沸かす。節約するなら弁当を作るのは自分。23区内に住むなら家賃を払うのは自分。

ふだんのなにげない衣食住にどれだけの時間とお金と手間暇がかかるのかを肌身で感じる。それらすべてをコントロールする責任がある。その代わり、自分で決められる自由がある。それが自活です。スムーズにスタートを切ることができるのは間違いなさそう。けっこう自由にやってるよ」とはまったく質の違うものです。

それを「楽しそう」と思うか「ムダ」と思うかは人それぞれ(あなたにとっては、それほど価値を感じられないようですね)。

「自活」にはもう一つ「将来のシミュレーション」の意味もあります。要は「結婚のシミュレーション」です。

結婚後のあなたはかなりの確率で、今の暮らしよりも生活レベルが下がることになります。どれだけはつらつとした男性でも、いまのあなたのご両親よりも経済的に高い水準と言うことはないでしょう。当然最初は、遠い場所の狭い家で慣れない暮らしをすることになります。

そのときに一度でも「自活」をした経験があると、スムーズにスタートを切ることができるというわけ。それは納得してもらえますよね?

逆に言うと、将来結婚をして自分の所帯を持つ予定や意志がないのであれば、別に一人暮らしを経験する必要はありません。

もちろん、一人暮らしをしたからと言ってすぐ恋愛・結婚できるわけではありませんよ。海外旅行のように、ムダだけど得られるモノがある。予防接種のように、しておくと将来いいことがあるかも。それぐらいのことです。

このように、一人暮らしをすることのメリットは「ガタガタ言われなくなってせいせいする」「お金と引き替えに自由な時間が手に入る」「来たるべき結婚生活のシミュレーションができる」ぐらいにまとめられそうです。

オススメとしては試しに一度してみること。

一度家を出てみて、戻りたくなったら戻ればいいですし、楽しかったら続けてもいいでしょう。それら一連の経験は下手な節約よりも、よほど自分への投資としては有益。あなたを成長させてくれるはずです(結果、魅力が増してモテやすくなるということは、理論上はあり得ます)。

うるさく言ってくる人には「一回したんだけど、ちょっと家の事情で・・・」などとごまかせば、黙ってくれるはずです。

実家暮らしとは会社員生活のようなもの、一人暮らしとはフリーランスのようなもの。いつか家庭という会社を興す予定があるのであれば、経験しておいて悪いものではありません。

■連載サイト スマーター
「崖っぷち相談室」
http://www.smarter.co.jp/WEB%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC/category/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB/%E5%B4%96%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%81%A1%E7%9B%B8%E8%AB%87%E5%AE%A4/

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結婚を考えすぎると 純粋な恋が遠のく

連載「恋がうまくいかない本当の理由」の
第3回目が掲載されているメトロポリターナ、
メトロにて配布中!!

・・・のはずが、おそらくはもう品切れなはずです。。。

前号・第2回の内容を掲載します。

次回の配布は7月10日。
赤い表紙が目印ですよ!!

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結婚を考えすぎると
純粋な恋が遠のく

 突然ですが、みなさんは小学生・中学生のころ、どんな人に惹かれましたか?

 若いころの恋愛は自分と「違う」人を好きになる傾向があります。運動が苦手な女子はかけっこの速い子に惹かれたり、文学少女がバンドマンタイプを好きになったり。「自分にないもの」を求め「自分とは住む世界が違う人」に憧れてしまう。言ってみれば、とても本能的でピュアな「恋」をしていたわけです(テレビの中の芸能人に本気で恋ができるのも若さの特権でしたよね)。

 ところが、オトナになるとなかなかそうもいきません。違う人よりもむしろ同じ人、なるべく「似た」価値観、なるべく生活スタイルが「近い」人を求めるようになります。
 なぜかというと「結婚」が視野に入ってくるから。将来の生活のことや親への紹介などを考えると、自分と同じ「階級」の人と恋をしたくなるのは当然というもの。

 もちろんそれでうまくいけば、それにこしたことはないのですが、これがなかなか悩ましい。結婚に向いてる(ように思える)相手とばかり飲み会を重ねても、いい人なんだけどしっくり来ない、価値観は合っても気が合わない……。もしあなたにもこんな心当たりがあるなら、普段接しないような人に目を向けてみてください。

 実際、「医療事務の女性がフードコーディネーターの勉強を通じて、コックさんと知り合い恋に落ちた」とか「官庁勤務のキャリア女性がお見合いを何度してもうまくいかず、結局ゴールインしたのはクラブで出会ったバツ1の広告マン」とか、意外なところで「当たりくじ」を引き当てた女性は少なくないのです。煮詰まった状況から抜け出したいなら、それぐらい思い切ったトライが必要。なんなら「外国人男性」まで振り切ってしまうのもオススメです(すでに多くのオトナ女子が日本人男性に見切りをつけ始めています)。

 釣りにたとえるなら、アタリがなければポイントを変えるのは基本。そのとき中途半端に何メートルか移動するのではなく、いっそのこと川釣りから海釣りに変更、いや、もうこの際、果物をもぎに山に入ったほうがいいことがあるかも、ということです。

 「コピペ」できるような出会いにウンザリしたら、あえて違う人と出会ってみましょう。たとえうまくいかなくても、忘れかけていた「恋心」が新鮮によみがえってくるはずです!

■連載雑誌 メトロポリターナ
http://www.metropolitana.jp/

$五百田達成 オフィシャルブログ
こちらは現在配布中の6月号(第3回が掲載されてます!)
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好きな人と仲よくなるための必勝法

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先日、テレビ番組でご一緒した井上敬一さんが、相談に来たタレントに向かってこんなことをおっしゃっていました。

 「相手から好かれるためには、『その人が好きなものを、その人以上に好きになる』のが一番」

 例えば相手がゴルフ好きだったら、本気でゴルフを好きになる。例えば相手がワイン好きだったら、その人よりもワインに詳しくなる。そうやって、相手が好きなものを共有できるようになれば自然と心が近づくということです。これは恋愛に限らず、すべての人間関係に通ずる名言と言えるでしょう。

 ですが、ジブン病を患っている人にとって、これはなかなか難しいこと。自分のセンス、自分のこだわり、自分の好きなものがしっかりと固まってしまい柔軟さがなくなってしまうと、相手のフィールドに関心を示す余裕がなくなります。

 その結果、せっかく興味を持った相手でも、アイドルのことを話し始めたら「気持ち悪い」と否定し、毎週釣りに出かけていると聞くと「自分とは趣味が合わない」と切り捨ててしまう。

 このように自分を磨けば磨くほど、センスを確立すればするほど、相手の好きなものを好きになれなくなってしまうのです。それでは、冒頭に挙げた「人に好かれるための必勝法=その人が好きなものを、その人以上に好きになる」から遠ざかってしまいます。

 なにも、地球上すべての人と同じ趣味を共有すべき、というわけではありません。

 好きになった人のことはよく知りたいと思うのは自然な心の動き。その時に、高めすぎた「ジブン」が邪魔をしてしまわないよう気をつけましょうということ。話のきっかけのハードルを下げるよう心がけましょうということ。

 正直僕自身も、仲よくなりたいと思った人と話していて、読む小説の趣味が違うと一瞬「うっ!」となりますが、なるべくフラットになんにでも興味を持つよう心がけています(そんなことぐらいで、関係を断ってしまってはもったいないのです)。

 あなたが強く持っているこだわり。それこそが、人づきあいを難しくしてしまっている原因なのかも知れないのです。

■連載 シティリビング・ウェブ
五百田 達成のジブン病につけるクスリ
http://city.living.jp/tokyo/career/iota-t
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