月別アーカイブ: 2009年1月

青空の下で遠い彼のことを想う。

 冬本番らしい冷え込みが続きます。が、その分晴れの日が多く、研究所の窓からは毎朝さわやかな日差しが注ぎ込み、気持ちのいい時間が流れます。

 それにしても、晴れか曇りかで全然その日の気分が変わるのは、小さい頃からあったことですが困ってしまいますね。でもなんとなく、「動物的」で原始的で、現代の都会においては、正しい、健康的なことのようにも思います。
 天気によって、会社のその日の業績が変わってくる、なんていう調査結果も、ありそうですね。

 さて、昨日相談に来られた方は、遠距離恋愛と転職活動の両立に心を痛めてらっしゃいました。お話を聞くうちに、いくつものことを考えさせられました。

 恋愛において大切なことのひとつに「想う」ということがあると思います。

 相手を自分に振り向かせる、きれいになって相手に好かれようとする。そうしたがんばりや努力はとても大切なことですが、その根本にはそもそも「相手のことをいつも考えてしまう、好きな気持ちがつい思い出される」ということがあったはずです。

 とかく、行動的で、一生懸命なひとほど、がんばって恋愛を成就させようとしてしまいがちですが、ときには、恋愛をコントロールしようという気持ちを一旦横に置いて、純粋に「想う」ことも大切なように思います。

 きれいな青空。この晴れた空をあの人もいまどこかで見上げているだろうか。ときにそうやって、淡い想いを空中へ馳せることは、恋愛を育てる際の重要な肥料になると思うのです。それは、「願い」や「祈り」にも近いものです。

 ・・・とはいっても、ついつい目に見える結果が欲しくなっちゃうのが人間というもの。困ってしまいますよね。やれやれ。

 きりっと乾いた空気と、あたたかな日差しに感謝しつつ、今日ものんびり行きましょう!!

「恋と仕事のキャリアカフェ」by恵比寿キャリア研究所
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メイク教室

 昨日、友人(女性)と会ったところ、メイク教室でメイクを習ってきた帰りとのこと。顔中にゾーン分けをぐりぐりと描かれたコミカルな写真と、彼女に合ったメイク法がイラストを交えて事細かに記された虎の巻を携えて、意気揚々と登場した彼女は、こころなしか、いつもより自信に満ちあふれているように見えました。

 男性には、女性の化粧ほど、インパクトのある気分転換法はないように思います。せいぜい、ひげと髪型、あとメガネぐらいでしょうか。日頃、朝の支度に時間のかかる女性に同情することも多いのですが、女性ならではのパワーアップ法としての化粧、少しうらやましく思いました。

 フリーランス・ヘアメイクの友人が、数年前よりスタイリッシュなHPを作っています。
hair&make-up joel
いつか、彼と共同で、「働く女性が元気になるメイク講座&キャリアカウンセリング」ようなものを行いたいと思っています。

〈お知らせ〉
今月から、人気メニュー2つに、初回お試し料金を設定しました。詳しくは下記リンクをごらんください。

「恋と仕事のキャリアカフェ」by恵比寿キャリア研究所
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すぐに寝つける方法(画期的)。

「煩悩フリーの働き方。」を読了しました。

 東京大学を卒業後、サラリーマンを経て、現在はお坊さんをしているという、著者のユニークなプロフィールに惹かれて読み始めたのですが、大変興味深い本でした。

 本の中で言われていることの一つに、「どんな仕事でも、のめり込んで没頭すれば、その間は楽しいし充実感がある。先を見たり、過去のことをくよくよなやんだりすると、体に悪いし能率も悪いので、もう、無理矢理にでも目の前の一瞬一瞬に自分を没頭させる。それがストレスがない生き方のコツだ」というものがあります。

 目の前のことに集中したほうがいいのはわかっていても、やる気が出なかったり、他のことを考えてしまったり、無性にイライラしたり、となかなか難しいものです。この本では、そういうときには、「体」に意識を集中させることを薦めています。

 たとえば、仕事の最中ならば、キーボードを打っている指先の感覚、リターンキーの音、文字を見ている視覚、そういう一瞬一瞬の体の動き・感覚に意識を向けると、不要な思考や意識は、シャットダウンされるというものです。
 みなさんも、気分転換に掃除をしたり、単純作業をすると心が落ち着いたりした経験があるのではないでしょうか?

 体と心の関係については、このブログでも何度か触れているように、ずっと考えていることなので、直感的に「そうだろうな」と納得できるアドバイスで、早速実践してみたところ、成果は上々でした。

 試してみたのは、夜寝るときです。ベッドに入ったものの、その日にやってしまったことの反省や次の日に必ずしなくちゃいけないこと、将来の不安に思いが至り、寝付きにくくなることがよくあります。

 そこで、体の出番です。腕に触れているかけ布団の布地の感触、自分の鼻息の音、徐々に暖かくなっていく脚の体温など、体に意識を集中すると、無駄な思考は一瞬止まります。それはもの凄いシャットダウン力です。「くよくよ考えるのはよそう、寝なきゃ」と「考える」よりも、「腰の骨がまっすぐにベッドに接地してるぞ、よしよし」などと「感じている」うちに、すっと寝ることが出来ました。

 体を前にしたときの、心や頭の、いい意味でなんと無力なこと! 体が原始的に持っているチカラを実感できる体験でした。

 寒い日が続きます。風邪が流行っています。体調が崩れると、恋だの仕事だのと言ってられなくなります。健康第一、うがい、手洗い。小さい頃から言われているとても普通のことですが、体に気をつけて、今年もがんばっていきましょう!!

「恋と仕事のキャリアカフェ」by恵比寿キャリア研究所

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