CLASSYとイチロー。

先日のWBC決勝で、最後の最後で帳尻を合わせたイチロー選手(同い年)ですが、

彼がフィジカルトレーニングのベースとしていることで有名なのは、「初動負荷トレーニング」という一風変わったトレーニングです。

これは、従来の筋トレのように、筋肉をいじめ抜いて一度破壊させてから再生、固くてしまった筋肉(かっちかちやぞー)を作るのではなく、

ストレッチのような動きを基本としながら、ゴムのようにゆるやかでしなやかな筋肉・体(バレエダンサーのような)を作ることを目的としたトレーニングです。

イチローの動きって、他の選手と比べても、くねくねしてて、でもムチのようで、なんだか異様ですよね? あの秘訣がこれです。

ちなみに、僕自身、3年前から週に1回、不動前にある初動負荷トレーニングのジムに通っています(今日も行ってきました)。

場内にはイチローや、同じくこのトレーニングで選手寿命を延ばしている中日の山本昌投手のインタビュー記事が所狭しと貼られていますが、

先日、雑誌「CLASSY」も取材に来ていました。

人気スタイリストが薦める最新美容法として紹介されていて、ゴルフ雑誌やスポーツ新聞の男臭い記事コピーの中に、エレガントな相沢沙世の表紙がひときわ異彩を放っています。

場内は、小学校の校舎を再利用したとてもストイックな雰囲気なのですが、都内では数少ない「初動負荷トレーニング施設」ということで、地元の高校生に混じって、ときおりタレントやカリスマ振り付け師の姿も見かけます。

一番の特徴は、とにかく気持ちいいということ。柔軟体操が苦手だった僕でも、心地いいストレッチ(普通のストレッチとはまたやり方が違うのですが)に身を委ね、口を半開きに「あーー、うーー」言っていると、あっという間に2時間が経ちます。しかもまったく疲れない。汗もかかない。体の調子はすごくいい。筋肉痛とも無縁。いうことなしです。

これまで、整体、ヨガ、ピラティスといろいろ試してきましたが、このアプローチがいちばん性に合っているようで、始めてから3年、徐々に股関節や骨盤の動きもよくなり、腰痛も治りつつあります。

しなやかな生き方は、しなやかなカラダに宿る(たぶん)、ということで、頭も心も体も、もっともっとぐにゃぐにゃにしていきたいものです。

恋と仕事のキャリアカフェでは、ヨガの呼吸法を使って、静かにこれからのことを考えるセッションも行っています!!
http://www.ebisu-career.com/
!