働き女子と日本。

HP「恋と仕事のキャリアカフェ」を、

何カ所かマイナーチェンジしました。

この機会に改めて、ご覧になってみてください。

プロフィールページに加筆した文章から、抜粋して掲載します。

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僕がなぜ、「働き女子」のみなさんを応援したいと思うのか。その原点は、母親にあります。

僕の母は看護師をしていて、実に71歳まで現役を続けました。

僕が幼いころから、日勤・夜勤とフルタイムで働いていて、3人の子育てと両立するのに飽きたらず、通信教育で高校・大学課程を履修・卒業してしまうなど、そのパワフルさは子供の目から見ても驚異的なものでした。

また僕自身、社会に出てから、粘り強く働きつつも笑顔を忘れないタフな女性と数多く出会いましたし、個人的に、一緒に働きやすいのは女性とのことが多かったという面もあります。

そういうわけで、僕の中には根本的に「女性ってすごい」という気持ちが備わっていて、「働き女子のパワフルさ」を理屈抜きで信頼しているところがあります。

ところが、そんな日本の働き女子が置かれている現在の状況は、決して十分なものではありません。

今でこそ当たり前のように思われていますが、実は女性が働くようになってから、たかだか数十年しかたっていないわけで、日本社会は、企業風土としても社会全体としても従来のオトコ社会であることから脱けられず、働き女子にとってはまだまだの部分が多くなっています。

社会の変化とともに、恋愛や結婚に関する考え方も急激に変わりつつあり、今まさに「日本の女子」は、かつてないほどの、大きな大きな転換期・激動の時代にあります。誰も歩いたことのない道を歩くようなものですから、男性に比べて女性のほうが、心配になったり不安になったりするのは当たり前のことと言えます。

毎日の生活はそこそこ充実していて楽しいけれど、親や周囲やメディアからは、いろいろ言われて結構こたえる。

周囲を見渡しても、「なるほど~、こんな感じで生きていけばいいんだ!」と思えるような、女性の先輩がいない。「このままでいいのかな・・・」と不安は募るばかりです。

それでも、世間の目や自分の思いこみから自由になり、フェアな機会さえ与えられれば、恋愛でも仕事でも女性はもっともっと輝けるはず。僕はそう信じていて、現在おかしなことになっている日本が良くなるためには、それしかない!とすら思っています。

・「女性は結婚して子供を産んで」という価値観には染まりきれないけれど、「一生働く」というのもイメージしにくくて、つい「なんだかなあ」と目移りしてしまう

・小さいころから慣れ親しんできた生き方、がんばり方、男性との接し方になんとなく違和感を感じるけれど、かといってじゃあどうすればいいのかは分からない

「恋と仕事のキャリアカフェ」では、そんなみなさんの気持ちのコリを、しなやかにほぐして、丁寧に整えて、優しく励まします。そうすることで、本来必ず持っているはずの魅力を思う存分発揮してほしい、そう心から願っているからです。

働く女性の毎日を楽しくすることで、日本を元気にしたい。それが僕の思いです。

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