「怒り」の気持ちはすぐに忘れないと、大変なことになる

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どれだけ心をゆったり構えていても、日常生活ではむっとしてしまうことはあります。たとえばお店でひどいサービスを受けた。たとえば失礼なメールを受け取った。一瞬顔がかっと熱くなって、イライラ・ムカムカします。

そんなときやってはいけないのが、「頭来た!」とか「ムカつく!」とか大声を出すこと。また「ここはひとつ、がつんと言わなきゃ」とケンカを始めたり、クレームを言ったりするのもよくありません。
 
というのも、イライラした状態は言ってみれば「心」という部屋の中で『ぼや騒ぎ』が起きているようなもの。いま、みなさんの部屋のうしろのほうで、ぼやが起きたら、どうしますか? すべきなのは、「ギャーッ」とさけんだり、「もー、火、つけたの誰~?」と怒ることではありません。そんなことよりも、一刻も早くその感情(ぼや)を消し止めることが大事なのです。

すかさずおいしいコーヒーを飲んだり、手ざわりのいいものをなでたりして、五感を総動員して、なんとか心の火を消し止めましょう。
 
(すっきりしたくて、ほかの人に愚痴るのは、火の粉を払うようなもの。その相手にも多かれ少なかれ、嫌な気持ちが伝わってしまうことを覚悟しましょう)
 
そうやってだいぶ落ち着いてからであれば、相手に文句を言ったり、注意してあげてもOK。でもそれも、嫌な気持ち(部屋の火)がよみがえるようであれば逆効果。
 
あなたにとって本当に必要なのは、お店のサービスが改善されることでも、心ないメールを寄こした人が改心してくれることでもなく、あなたの心がおだやかに保たれること。まずは気をそらしたり、怒りを逃がしたりして、心が固まるのを防ぎましょう。
 
いちばんよくないのは「あなた(このお店)のためを思って言ってるんだ」という態度。自分としてはいいことをしているつもりになっても、まわりへの悪影響が強いので避けましょう。燃え残りの灰をそこらへんにばらまくようなものです。
 
むっとした気持ちはなんとかしてコントロール。ぼやを火事にしないことが大切なのです。

■連載サイト ローリエ(excite)
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