学生時代の友人と、話が合わなくなってませんか?

突然ですが、いまあなたには友だちが何人いますか? この3年以内に新しく友だちになった人はいますか? ほとんどが学生時代からのつきあいだったりしませんか?
心をしなやかにいきいきとした状態に保つために「新しい友だちを作る」ということはとてもオススメです。

小さいころから高校・大学の卒業まで、あなたのまわりの人間関係は進学やクラス替えのタイミングで、いつもいい感じにリニューアルされてきました。
中学のときはよく遊んでいたけれど高校になったら会わなくなった、なんてこと、ザラでしたよね? ちょっとしたことがきっかけで隣のクラスの子と仲良くなって、毎日のように会ったり、なんてこともあったでしょう。

人の価値観はどんどん変わっていきます。当然、そのときそのときで仲良くする友だちも違うのが当たり前。ですから、学校側が定期的にシャッフルしてくれるのは、とてもありがたいことだったわけです。

ところが、オトナになるとそうもいきません。いつも話す人は会社の同僚と学生時代の友人に固定されがち。クラス替えも席替えもなく、あるのはたまの異動と新入社員の入社だけ。
これでは交友関係がせばまり、そのことはあなたの心を固めてしまうことにつながります。

時間帯、金銭感覚、結婚や出産といったライフステージ……。いままで仲良くしてきた友だちとも、価値観はどんどんずれ、話も合わなくなってくるでしょう。ですから、そのときどきで、新しい友だちをたくさん作っていくべき。

これはなにも、長年の友だちを切り捨てるということではありません。そこは末永くつながっていればいいのであって、いつかまた(10年後、20年後)話が合うようになってから一緒にランチしたり、支え合ったりしてもいいわけです。

ところで、友だちの作り方覚えてますか? 幼稚園や小学生のころを思い出してくださいね。ささいな会話、共通の友人などを通じて少しずつ仲良くなっていくしかない地道な作業です。決してめんどくさがらないでくださいね。

プライベートの場、社内で仕事が一緒になった人、友だちの友だち、飲み会や女子会…。気が合いそうだなと直感的に思ったら、連絡先を交換してどんどん友だちになっていきましょう。
「私と友だちになってください」なんていうのも、オトナになるとなかなか言わないストレートなセリフ。ちょっぴり気恥ずかしいですが、オススメです!

独身・既婚、年上・年下関係なく、気の合う人とすごす時間を増やし、心を徐々にオープンにしていきましょう。

「友人は一生の財産」といいますが、過去の財産にあぐらをかくのではなく、どんどん更新しながら、豊かなものにしていくよう心がけたいものです。

■連載サイト ローリエ(excite)
http://www.excite.co.jp/News/laurier/author/iota/

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