「合コンの社会学」。

少し前の本になりますが、ちょっと面白い本を紹介しますね。

この本は、
皆さんも一度は感じたことのあるはずの、
合コンというシステムへの違和感(と期待感)、

そして、現代日本における大卒男女の生き方の本質が、
きれいにわかりやすく説明されています。

筆者は、気鋭の社会学学者(33歳)・男女二人組ユニットで、
その語り口は、冷静にして明快です。

とくに、合コンの分析から出発して、
いまの20代男女の、
「やりたいこと」と「安定」の間で揺れる職業観に考察を広げるくだりは、
圧巻の説得力があります。

仕事の合間に、

婚活・合コン強化月間の中休みに、

今の恋人の素晴らしさを再確認したいときに、

転職活動の息抜きに、

ぜひ、読んでみてください。


「合コンの社会学」(光文社新書)

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