カテゴリー別アーカイブ: 生き方コラム

失敗→失敗→失敗・・・→成功。

 以前読んだ本の一節に、こんな趣旨のことが書かかれていました。

 「人は、失敗の反対、逆の結果として成功があるという風に思いがちだけど、そうではなくて、失敗→失敗→失敗・・・・失敗→成功なのだ」と。

 もちろん、失敗をすると恥ずかしいですし後悔もします。「ああしておけば成功できたんじゃないか」「こんなことなら行動しなければよかった」などとくよくよ考えてしまいます。

 が、失敗をある程度重ねないと成功しないのだと割り切れば、「はぁ、いやになっちゃうけど、成功のためだからしかたないなあ」あるいは「はい、これでまた一歩成功に近づけました!」と思えるかもしれません(ま、なかなかそうは簡単には割り切れないのが、悩ましいところですが・・・)。

 僕自身、その本に書かれていた、

 「×  失敗←→成功
  ○  失敗→失敗→失敗→・・・・→成功」

 という図を、時折思い出しては、つい折れそうになる「挑戦したい」という心を励ましています。

 昨日、友人と話していると、一人暮らしを始めるべく家を探しているとのこと。

 物件選びは、一大事だし、お金もかかるし、毎日の生活のことだし、できればほんとうに失敗したくないことの一つです。ですが、こればっかりはまさに「一度住んでみないとわからない」「失敗しないとわからない」ことの最たるものかもしれません。
 
 転職、開業、留学・・・。失敗したくないという思いから、それよりはこのままでいいや、と諦めてしまうのではなく、せっかく自分が明るい気持ちで思い立った人生の選択・トライにむけて、一歩を踏み出すための手助け。そんなようなことも、「恋と仕事のキャリアカフェ」では行っています。

「恋と仕事のキャリアカフェ」by 恵比寿キャリア研究所
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恋と仕事の向き・不向き

 昨日は、キャリアカウンセリング協会主催の、パーソナリティタイプカードの研修に行ってきました。昨年GCDFのカリキュラムを学んだ”母校”を久しぶりに訪れ、懐かしくなりました。

 キャリア理論の中のひとつに、ホランド博士の提唱した、パーソナリティタイプというものがあります。これは、人の性格は6つにタイプ分けが可能で、そのタイプにあった職種についていると、満足度も高いし、安定する(辞めにくい)という説です。
 
 パーソナリティタイプカードとは、いくつかの仕事への取り組み方の傾向から性格を分析するためにつかうカードで、これを応用して、性格のタイプ分けから、適職と適恋の両方を浮き彫りにしてみようというのが、「恋と仕事のキャリアカフェ」で行っている、「簡単ジブン診断『恋と仕事の向き不向き』」です。

 興味を持たれた方はぜひお気軽に体験にいらしてください!!

 「簡単ジブン診断『恋と仕事の向き・不向き』」by 恵比寿キャリア研究所
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春のようなバレンタインデーに初めて体験したこと。

「えっと、まだ2月ですよね?」と空に向かって確認したくなるぐらい暖かかった先週の土曜日、以前取り上げた「煩悩フリーの働き方。」の著者・小池龍之介さんの主宰する座禅体験に参加してきました。

 朝9時からということで最初は眠気との闘いになってしまったのですが、3回目のセッションで、ようやくおぼろげながら、「うーん、こういうことですか?」というぐらいには、禅の感覚を感じることができました。

 詳しくはこの場では語りきれませんし、もちろん「悟り」とかそういうレベルにはほど遠い話なのですが、カラダとココロとアタマのバランスの取り方について、いくつか自分なりの発見を得ることができました。

 小池さんは、サラリーマンを経たのちに僧侶になられた方で、初めての私にとってもなじみやすい言葉(いわゆるお坊さんの言葉ではなく)で、座禅のコツを解説してくれたのでとても分かりやすかったです。

 なにかの思いや悩みに執着すると(あとから考えるとたいしたことでもないのに)そのときはぐっと気持ちが辛くなり、同時に体(筋肉に来る人もいれば、胃腸に来る人もいます)も緊張します。その緊張をほぐすのにはいくつかのアプローチがあると思うのですが(ストレッチやヨガ、フィットネスもそのひとつです)、日本人に昔から支持されてきた「仏教」の看板メニューのひとつ、「禅」のアプローチを取り入れるのは、私たち日本人にとって、「あり」なのではと自然に思いました。

 難しい話抜きに、休日に早起きして、静かな畳の部屋の中であぐらを組み、目を閉じて静かな呼吸をゆっくりと繰り返すのは、純粋に気持ちのいいものでした。最後に食べた玄米粥とぬか漬けの、まあおいしかったこと!!

 今回は残念ながら奥様が体調を崩したため来れなかった友人と、また訪れてみようと思っています。

 「恋と仕事のキャリアカフェ」by恵比寿キャリア研究所
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