カテゴリー別アーカイブ: 大学生向けキャリアコラム

商品企画とインサイト。

大正大学キャリア講義「ニュースって面白い」第4回は、

「春の紅茶飲料商戦が熱い」というニュースをフックに、

グループごとに、新しい紅茶飲料を考案してもらいました。

その際重視したのが、「インサイト」。

市場ではどのようなものが流行っているという、

トレンド分析記事に基づくのではなく、

それぞれ個人が心の底から思っているリアルなニーズ・感情をベースに、

商品コンセプト、商品名、CMタレントまでを考えてもらいました。

結果、4グループとも、それぞれ独自の新しい視点に基づく、

楽しい商品アイディアがプレゼンされ、

個人的にもとても刺激になりました。

「インサイト」。

さらっと流れてしまうニュースを、

なるべく自分の身の回りに引きつけて考えるために、

ぜひ身につけて欲しい視点です。
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政治ってなに?

昨日は、

大正大学キャリア講義、「ニュースって面白い」の第3回目でした。

今回から、ひとつのトピックを取り上げてディスカッションしましたが、

最初のテーマは「普天間基地移設問題」。

しょっぱなからハードなテーマとなりましたが、

今回、この問題を取り上げてみて、

あらためて、政治ってなんだろう?ということを考えてもらいました。

普天間問題が複雑で、グレーで、先行きが不透明になっていることの

最大の要因は、その関係者の多さにあると思います。

連立与党、

沖縄(県知事、宜野湾市、名護市)

徳之島

米国・・・

それぞれの思惑と利害が、うごめく、

とても「政治的」なトピックだと思います。

複数の関係者の利害や思惑を、

交渉し、調整し、なんとか落ち着きどころを見定めつつ、

全体として少しでもいいと思う方へ動かしていく。

そこにエネルギーを使うということが、

まさに「政治」なのだと、再認識させてくれる問題です。

学生のみなさんも、

会社員となれば、多かれ少なかれ、調整、交渉、社内政治と、

政治的なものと向き合わざるを得ません。

今回のゴタゴタから、「オトナの世界」の匂いの一端でも、

かぎ取ってもらえればと思いました。

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なぜニュースを知っておかないといけないのか。

昨日は、
大正大学のキャリア講義「ニュースって面白い」、第2回目でした。

ニュースというと、つい身構えてしまいますが、
なぜ知らなくてはいけないのか。

そのカギは、いくつかあります。

1,基礎的な視野を広げるためのもの。

「ニュースは世の中の鏡」という意見も出ましたが、いざ視野を広げようと思ったときに、世の中全部を知るわけにはいかないので、ニュースは便利に使える道具となります。

逆にもし、視野なんか広げなくていい、このままでいい、という方がいたら、ニュースなんて特に知らなくていいし、興味のあるジャンルだけ知っておけばいいということになりそうです。

2,なにかに関わろうとするときのマナー。

ある人と関係を持とうとする、ある世界に関わろうとする(就職含め)。そのとき、その近辺で起きている最近のことを知っておくのは、社交ツールであり、マナーでもあります。

友達と話していても、「どう、最近?」と聞きますよね。その「最近」=NEWSと言うわけです。

人は、古いことよりも新しいことに興味を持ちがちですから(それはそれで、時としていかがなものか、ということもありますが)、それを知っておいてあげるのは、礼儀とも言えます。

あいさつをする、返事をする、そんなレベルで、ニュースを知っておくというのも、ひとつの考え方です。

3,考えるための素材。

今度は自分についてです。自分が、ある物事について考えたり、意見を持って話そうとする際に、ネタというか素材が必要になりますよね。いきなり、「~~とは」という話をするのは難しそうです。

たとえば、プロ野球の魅力について誰かと話し合いたかったら、「野球のルールって」という総論ではなく、「昨日は、また松坂が勝てなかったよなあ」とか、そいうところから入るとよさそうです。

自分が考察を深めるための触媒、きっかけ、話のネタぐらいに考えておけば、気楽にニュースに接することもできるのではないでしょうか?

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