昨日は、
大正大学のキャリア講義「ニュースって面白い」、第2回目でした。
ニュースというと、つい身構えてしまいますが、
なぜ知らなくてはいけないのか。
そのカギは、いくつかあります。
1,基礎的な視野を広げるためのもの。
「ニュースは世の中の鏡」という意見も出ましたが、いざ視野を広げようと思ったときに、世の中全部を知るわけにはいかないので、ニュースは便利に使える道具となります。
逆にもし、視野なんか広げなくていい、このままでいい、という方がいたら、ニュースなんて特に知らなくていいし、興味のあるジャンルだけ知っておけばいいということになりそうです。
2,なにかに関わろうとするときのマナー。
ある人と関係を持とうとする、ある世界に関わろうとする(就職含め)。そのとき、その近辺で起きている最近のことを知っておくのは、社交ツールであり、マナーでもあります。
友達と話していても、「どう、最近?」と聞きますよね。その「最近」=NEWSと言うわけです。
人は、古いことよりも新しいことに興味を持ちがちですから(それはそれで、時としていかがなものか、ということもありますが)、それを知っておいてあげるのは、礼儀とも言えます。
あいさつをする、返事をする、そんなレベルで、ニュースを知っておくというのも、ひとつの考え方です。
3,考えるための素材。
今度は自分についてです。自分が、ある物事について考えたり、意見を持って話そうとする際に、ネタというか素材が必要になりますよね。いきなり、「~~とは」という話をするのは難しそうです。
たとえば、プロ野球の魅力について誰かと話し合いたかったら、「野球のルールって」という総論ではなく、「昨日は、また松坂が勝てなかったよなあ」とか、そいうところから入るとよさそうです。
自分が考察を深めるための触媒、きっかけ、話のネタぐらいに考えておけば、気楽にニュースに接することもできるのではないでしょうか?
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