カテゴリー別アーカイブ: 「恋愛ニュース」

菅野美穂に学ぶ結婚の決め方

先日、ついに女優の菅野美穂が結婚しました。相手は堺雅人。きっかけは映画での共演だそうですが、ドラマ「結婚しない」(フジテレビ)で主演を務めるなど、30代独身女性のシンボルとなっていた彼女だけに大きな話題になりました。

彼女は

「役者としても人としても尊敬できる方が私でいいって言ってくれたんだから、腹をくくろうと決めました。一緒に仕事をすると、いいところや何か問題が起きた時の対処の仕方が見えてきます。お付き合い前にいろんな面を知ることができたのもよかった」

とコメント。ポイントは2つあります。

ひとつは「腹をくくる」ということ。長年の交際や激しい恋愛感情からスタートしたものではないこの結婚。自分を信じて、相手を信じて、大海原にこぎ出すのが、オトナの恋愛というものです。

もうひとつのポイントは「社内恋愛」。彼女たち芸能人同士の結婚は、華やかなイメージがありますがいわば職場恋愛であり、単なる社内結婚。

「別れたあとのリスクを考えるとめんどう」など、社内恋愛を毛嫌いする女性も少なくありませんが、仕事ぶりや性格がよく分かる、価値観が近い、仕事への理解がお互いにあるなど、メリットが多いのも確か。映画で共演は極端としても、一緒に仕事をする中で自然に好意が芽生えるのは当然のことです(そういう意味では、女優という仕事は、プロジェクト(作品)ごとにいろいろな出会いがある仕事と見ることもできますね)。

先日この連載でご紹介した電撃結婚(http://newscafe.ne.jp/qclk?rr=kiji_iota31)も、一緒に仕事をしていた間柄。「社内に堺雅人みたいな素敵な男性がいたら世話はないけど」というぼやきも聞こえてくるようですが、婚活ブームもひと段落した今、社内結婚がふたたび活性化するのではと思わせる、ニュースでした。

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好きな人には「Yes,And」で話そう!

2人の子どもを持つ主婦の友人からこんな話を聞きました。

4歳になる長男から「テレビ番組で見た半熟ゆで卵が、とってもおいしそうだから、明日の朝作って!」と頼まれた彼女。翌朝、忙しくてなかなか手が回らず、放っておいたらごく普通の固ゆで卵になってしまったのだとか。

「気づくかなあ、何か言われるかなあ」とおびえながら食卓に出すと、さすがに言葉もなく固まってしまった長男。しかしその後、気を取り直したように「あのねお母さん、こういうゆで卵もおいしくて好きなんだけど、今度はちゃんと半熟にしてね」と諭してきたのだとか。実にかわいらしいエピソードです。

このように、相手の話を一旦受け止めてから返す、相手の意見を承認してから自分の意見を言う、ほめてからアドバイスをする、というのは豊かなコミュニケーションの基本です。

コミュニケーション界の専門用語では「Yes,and話法」あるいは「Yes,but話法」などというのですが、これを心がけることで、議論はぐっと発展的になり、雰囲気もギスギスしなくなります。

俗に言う「飴とムチ」もこれにあたります。努力やがんばりを認めずに一方的に叱っても、人は動かないというのは、もはやビジネス研修などでも定説となっています。そうしたコミュニケーションを、偶然(?)とはいえ4歳の少年が体現してみせてくれたというわけです。

これは恋人や夫婦間でも、ぜひ心がけてほしいこと。「はぁ?何言ってるの?」とイライラしたり、「それは違う!」と憤ったりしたときにも、一旦「なるほどね。そういう考え方もあるかもね。でもね・・・」と話すようにしたいものです。

長く一緒にいるカップルや夫婦ほど、コミュニケーションが雑になりがち。大事な相手であればあるほど、ちょっとした言い回しに気をつけたいものです。「めんどくさい」「家族には気をつかいたくない」などと言わずにがんばりましょう、4歳の男の子ですらできていることなのですから。

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女装のススメ

数年前から女装がちょっとしたブームになっています。

「男の娘」「女装子」などと呼ばれ、女性の服装をして街を歩いたり、飲食をしたり、写真を撮ったりする趣味を持つ男性が増えているのだとか。

彼らは、いわゆるゲイやニューハーフとは違い、恋愛対象は女性であることも多いのが特徴。草食系男子をはじめとする「雄々しくない男性」の最新形として、各メディアで取り上げられています。

人は誰しも、自分の中に男性性と女性性の両方を持ち合わせていると言われます。ところが、社会生活をしていると当然、どちらか一方だけを要求されることが多くなります。

「男らしく」「力強く」と「男性性」ばかりを要求されて疲れてしまった男性が、自分の中の女性性をうまくガス抜きする行為、それが女装なのかもしれません。

実は同じことは女性においても言えます。

女性の中にも当然、女性性と男性性の両方がありその割合はひとそれぞれです。社会生活の中で「女性なんだからしとやかにしなさい」と女性性を要求されたり、かと思えば「男性に負けないように仕事をがんばりなさい」と男性性を要求されたり。そういう意味では多くの女性も、社会からのメッセージに疲れていると言えるでしょう。

そんなときには、遊び感覚で「女性を装う」のもオススメ。

普段しないようなフェミニンな服装をしてみたり、セクシーな下着を身につけてみたり。人によっては逆に「男性を装う」べき時期も必要かも。汚い焼き鳥屋に行ってみたり、粗野な言葉づかいをしてみたり。本気で自分を変えるのではなく、適度に「フリ」をすること、それが「装う」ことなのです。

恋愛においても同様です。今の自分を全否定して無理に「女子力」を身につけなくてもOK。「料理できるっぽいところを見せたりして・・・」「たまには女の子っぽくふるまってみたりして」ぐらいの気持ちで「女性を演じる」ぐらいの気持ちがいいでしょう。

そのほうが、自分の中のバランス・多面性もうまく保たれますし、男性としても「プレイ」として気楽に受け止めることができます。

自分の中のいろいろな面から目をそむけずにコントロールする。その代わり、男性が女々しいところを見せてきても「気持ち悪い」と拒否しない。複雑なオトナ同士が、いたわり尊重し合う恋愛こそが、この現代に求められています。

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